軽量

製品全体の軽量化はカーボンニュートラルを目指す現代における主要な課題解決策です。強度や機能を損なうことなく軽量化を達成することは省資源化や輸送エネルギーの削減にとどまらず、作業者や利用者の負担を軽減することで人にも優しくなります。そのためこれらの製品群は自動車をはじめ、福祉機器、電子機器など様々な業界で注目されています。

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省スペース

製造業にとって、締結部品そのものの小型軽量化に加え作業スペースや手順の効率化は、製品全体のコスト削減につながる大きなポイントです。
低頭・極低頭六角穴付ボルトシリーズをはじめ、頭部の薄い小ねじ、狭いところに収まるボルトやナット、ナットを必要としないタッピング機能も併せ持つビスなどは、材料や物流コストの低減にも貢献する環境性能の高いファスナーです。

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高強度

高い安全性はモノづくりの根幹です。高強度締結部品はこの課題の解決に貢献します。高強度ファスナーは強固な締結を可能にして安全性を高めます。さらには強度を落とさず小型軽量化を図ることが可能になり、環境へ配慮した製品ともなります。高耐久を併せ持つ高強度ファスナーは製品のTCO(総所有コスト)の削減も図れるため、コストパフォーマンスの高い企画の実現に役立ちます。

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耐薬品

締結部品が劣化することは、製品全体の安全性や耐久性を毀損し、大きな損失につながります。劣化の主要な要因の一つに様々な薬品があります。この課題を解決するために、溶剤や薬品に強い優れた製品が開発されました。最近では、耐薬性に優れかつ強度や安全性も兼ね備えた樹脂製品が多数開発され、多くの分野で活用されています。

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絶縁性

絶縁機能を持つ素材やコーティングのファスナーを利用することで生産設備や製品の信頼性を高めることができます。
従来の絶縁コーティング剤に加え、新しい絶縁方法が開発されてきました。
耐薬性・耐食性・耐熱性・軽量・環境に配慮した絶縁素材、あらゆる金属に適用できるコート加工など、付加価値を備えた製品が数多く開発されています。

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ゆるみ止め

「意図しないときにゆるむ」という課題をカバーするゆるみ止め製品は、維持管理に必要な稼働停止状態を最小限に抑える、ゆるみによる事故や故障を生じさせない、メンテナンスコストを大幅に削減する、などの様々なメリットを生み出します。
ゆるみの原因・使用場所・用途・メンテナンス性などを考慮して、多様なゆるみ止め製品やプレコーティングが開発されています。

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効率アップ

設計段階での締結部品のチョイスや部品の見直しで、製品の小型・軽量化、製造現場の組立工程の簡略化・自動化、作業時間の短縮が図れます。また、組付けミスや部品の紛失、複雑なメンテナンス作業などから生じる余分のエネルギー消費を避け、製品の安全性を高めることができます。
この目的に貢献する多くの優れたファスナーに、ゆるみ止め機能付き製品・座金組み込み製品・シーリング機能付き製品・塗装済み製品・多機能製品などがあります。

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かじり防止

錆びにくく美しさを保つと知られているステンレスは「摩擦熱が発生しやすく逃げにくい」という性質を持つゆえに「かじり」やすく、かじりはねじ本体や工具、時には製品の破損を招き、時間や費用の多大なロスとなります。
従来の潤滑剤に代わる特殊表面効果処理ねじや焼き付き防止のボルトやねじが開発されています。ステンレスに作業効率アップや汚れ防止・高い意匠性が加わることで、クリーンな環境が求められる半導体・食品・医療業界でも活用されています。

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意匠性

製品の仕上げには締結部品の意匠性も重要です。本来の目的である「結び合わせること」に加え、装飾性や作業者・利用者の安全性も考慮した様々な製品が開発されてきました。多様な素材・形状・ねじ頭部への化粧処理・化粧キャップに加え、焼き付き防止製品や・シーリング組込付など、用途や環境に合わせて用いることのできる意匠性の高い製品があります。

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